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今から10年ほど前に自分よりふたつ下の女の子に恋をした。いわゆる
ヒトメボレというやつだった。
初めて会ったときまるで世界がスローモーションになったかのように鮮烈に彼女の存在が目に、頭に、そして胸に焼きついた。
人は「想い出は美化される」なんていうがそんなことはない!いまだに色褪せず心の奥で大切な宝物としてしまってある。
俺とその子は別に親しい関係でもなんでもなく、遊び友達グループの一人でしかなかった。俺はその子の気を惹きたくて一生懸命ナンパ師を装った。「少しでも胸のこの気持ちが伝わるように」と想いながらソその子だけに猛アタックをかけたけど、ただのナンパ師としてしか見てもらえなかった。もちろんまわりからも・・・。
若気の至りだったかもしれない。でも、ホンキで恋をした。今でも胸を張って言える、この時の俺はその女の子を「世界中の誰よりも好き」だった。自分の存在以上に・・・きっと世界中の誰よりも優先すべきだと思っていた。
3年ほどの片想いは3度目の告白とともに敗れた。3年間の間に何人かの女の子から告白され付き合ったけど、自分では納得できなかったしきっと相手も同じだろう・・・。
だって世界中の誰より好きで、その子のために「もっとがんばろう」と思っていた俺に惹かれたのなら、相手は「自分のことじゃない誰かを見てる男」にいつまでも好意を持ってなどいられないだろう。
俺はこの恋でひとつだけ後悔したことがある。それは・・・
自分自身を偽り自分のホントの気持ちをしっかり相手に伝えられなかったこと出会った頃だったならきっと、より深くよりいい友達でいられたんだといまだに思う。
俺が「友達グループの輪を壊したくない」とか「その子との関係がきまずくならなければいい」なんて思わず、真剣に接することができれば彼女は当時のままでいたかもしれない。
プライドとはなんだろうか?プライド・・・誇りや名誉のことらしい。
自分の立場の保身のためにウソや見栄を切るのはプライドを保とうとしてるからではないよね?
だってホントに誇りや名誉というものを持っているならば、ウソついたり見栄をはる必要はない。常に堂々と「自分とはこういう人間である」といられるのであれば自分自身を裏切ることも、あとあとウソついてバレたときの対処を心配する必要もないし、むなしさや後悔などもないだろう。
「ウソはバレなきゃいい」という人はいるけどその時点で自分にウソをついてることになる。自分の気持ちや人の期待感などを裏切って自己嫌悪に陥るくらいなら素直に生きていけばいい。
わたしは刹那的に生きていきたい。その一秒一秒を大事に感じ、思い出として胸に刻み、振り返るならば後悔しない人生を・・・なにより言い訳しない人生を送りたい。
言い訳せずにありのまま行動できたらどれほど幸せだろう?自分の心を傷つけず、心のまま行動し、あとからも「やっぱりやっておいてよかった」と振り返れたらどれほど満足な人生を送れるのだろう?
以上・・・後悔日記
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- 2006年09月09日 15:31 |
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