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アイリのファンタジー

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AIRI日記2 英雄の亡霊

 -暗闇の中で衝撃の出会いがあった。きっと私はあの出会いを忘れることはできないだろう…-

 緑一面の樹が太陽にその身を焼かれ世界を赤く染めていく、そう思わせる時期が近づいてきた。
私は冒険の準備を終えたが未だにどこに行くか考えてなかった。
「カラダがなまっているのはまちがいないわね・・・」
そう考えしばらく横になっていた。あまり所持金もないし、この手にあるのはスケルワーカーとサイドワインダーの魔力が込められたジュルだけだ(※1)
「そうだな・・・廃坑に行って見るか」
そう呟くと私はミルク瓶を背負い袋に詰め廃坑の地下3階に向かった

 廃坑の中は暗く空気がよどんでいた。湿気が非常に多く足元が滑りやすくなっている。おそらく冬でもこの湿気はなくならないだろう、そう思いながら足を進めてみる。
特にモンスターとも出会わず3階に着いた・・・

そこには死してもなお働き続ける坑夫たちが群れていた…
「リハビリにはキツイ数だけどいっちょやるしかないわね」
数秒後、辺りには廃坑を流れる怨嗟のこもった風の音しか聞こえなくなった。
自分が思ったよりカラダは言うことを聞いてくれるようだ。私は思わずうれしくなりに口笛を吹き辺りを見回す。
辺りは静まり返っている。冒険者の姿はまったく見当たらない…
「ここってこんなに寂しかったっけ?」
一人呟いたけど返事は返ってこなかった…

辺りを散策すること30分。やはりモンスター以外いない。
「いいわよ、スケルワーカーの魔力符(カード)は私が独り占めするんだから!」
そう呟くと目の端にピンク色に光る物体を見た。

「ん?ピンク?なんだろう?」
目の端に写った物体が何なのか好奇心が沸いてきた。ピンク色の物体が消えた方向に向かってみることにした…

そこにはピンクのローブを羽織るプリーストがいた。ピンクのローブを羽織れるのははハイプリースト以外いない。
「ハイプリースト?なんで一人でこんなところにいるんだろう?」
興味本位で見ていると別になにをするでもなく彷徨っているだけだ。
「???ダレだろう?」
名前を見ると聞き覚えのある名前だった。

マーガレッタ=ソリン
廃坑にてマーガレット


自らの記憶を失う代わりに倒れふした仲間を再び立ち上がらせる(※2)というプリースト究極の神聖魔法を”レディムプティオ”を使った冒険者の名がマーガレッタ=ソリンだった。彼女は見事ハイプリーストになり仲間と共に新天地リヒタルゼンに向かったという…

その彼女が目の前にいた。プリーストなら誰もが憧れる、そういう存在だ。こんな場所で会ったのも何かの縁、そう考え彼女に近づいた。

が!!

ドゴシャ!!

有無を言わさずにいきなり殴られた。
彼女の真意がわからず彼女の顔を睨みつける。と、そこには瞳になにも写さない半透明のハイプリーストがいた。
「ぇ?半透明?まさかドッペルゲンガー!?そんなわけないよね?」
多少混乱しながら呼びかけるも返事はなく、ハイプリーストは杖を振りかざしてきた。
「状況はわからないけどアサシンクロスたる者、いきなり不意打ちを受けてそのまま引けるものか!!」
と私は叫び、ジュルを構え相手より速く斬りかかる。



「セイフティウォール!!」

プリーストの対物理用障壁に切っ先を阻まれる。マーガレSW

これではこちらの攻撃が効かない。慌てて距離を取ろうと下がったところ…

「速度減少!!」
カラダにおもりがついたのような錯覚に陥る。これでは動き回って相手を翻弄することもできない。
「あぁ、こうなったらやってやるわよ!!私にケンカ売ったこと後悔させてやるんだから!!
くらえ!ソウルブレイカー!!」
アサシンクロスの力の証、魔力と殺意を極限まで高め離れた相手の魂すら破壊する奥義がハイプリーストの体を切り刻む。が、彼女には痛覚がないのかまったく効いた素振りがない。
「ぇ?っく、こうなったら倒れるまで切り刻むのみ!!」
わたしは正面からの殴り合いの覚悟を決めた。その瞬間…

「レックスエーテルナ!!」
「へっ!?一人なのにハイプリーストがそんな魔法使っても意味ないでしょ?」
わたしは困惑してしまった。
が、ハイプリーストは瞬きの一つもせずに杖で殴りかかってきた。わたしは困惑したことで反応が鈍り、聖職者の一撃とは思えない鋭い一撃に木偶のように吹っ飛ぶしかなかった。次の瞬間わたしは脳天に杖の一撃を喰らい昏倒した…(※3)



 一瞬あっけに取られ何が起きたわからなかった。気がつくとそこはさっきまでわたしがいた廃坑ではなく、柔らかい日差しの匂いがするベッドの上だった。
「負け…たんだ…」
そう思うと悔しかった。相手は肉弾戦を得意としないハイプリーストだったのに、アサシンクロスが正面きって負けたのだ。


マーガレに敗北


 だが、府に落ちない。なぜいきなり襲われたのか?初対面の相手に殴りかかるような聖職者などいるだろうか?なにか理由があるにちがいない、そう思いわたしは情報を求め古巣へと戻った。

 砂塵が荒れ狂い音すら奪ってしまう秘密の隠れ家、そこはかつて暗殺を生業とした者たちの本拠地がある。
今となってはモンスターと戦うことで私たちの存在意義が認められつつあるが、古い時代の人間に言わせると「いつ毒を盛られ殺されるかわからない」と未だにアサシンに対する世間の目は冷たい。

その古巣にわたしは足を踏み入れた。
靴が砂を噛む感覚が懐かしく、自分の足音が未だに聞こえないのに気がついて、少しおかしくなった。
「やっぱりカラダは覚えているんだね♪」
経験というものは砂漠の砂のように決して消えないものなのかもしれない…などと感傷的に思ってみた。

 アサシンギルドについたものの懐かしい顔ぶれは皆いなかった。不穏な世界情勢に敏感になり極秘任務で多忙な毎日を送っているらしい。
まるで自分とは違う、そう思うと申し訳なく思うがそう思ったところでなにも解決しない。私は極秘任務なんかよりも調べたいことがあってここにきたんだ。

私はマーガレッタについて調べていた。書物を漁ったり彼女の親交のあった人間について調べたがコレといったものは何一つなかった…マーガレッタ一行のリヒタルゼン以降の消息は知れなかった。

が、その中で気になる情報を聞いた。

・都市国家リヒタルゼンのレッケンベル社で生体実験をおこなっているらしい
・レッケンベル社にある秘密の研究所で体が半透明な冒険者たちを見かけた


「・・・まさか!?」
マーガレッタ一行は新天地を求めリヒタルゼンに向かった。そして彼女たちはその後消息がわからないという。リヒタルゼンのレッケンベル社がどんなところか知らないが(1企業名など気にもしてなかった)私が戦ったマーガレッタは半透明のカラダをしていた。
なにか頭にすごくひっかかる。

もし、レッケンベル社がマーガレッタたちを人造ドッペルゲンガーにできたら?
まさか!?
では自分が見たものは一体なんだったのか?少なくともリヒタルゼンに行けば手がかりが見つかるだろう。答えはこの目で見て確かめるより他にないかもしれない。

もし、マーガレッタがドッペルゲンガーになっていたら…わたしにはマーガレッタに対して何ができるだろう?
彼女の魂を救う方法は…彼女を殺すしかないのか?

その日、アイリは砂漠の夜空を眺めまだ見ぬリヒタルゼンに想いを寄せるのだった。
※1 黒蛇中型特化x2(HyDBd)ジュル
※2 レディムプティオ(表記違ったらごめん)ゲーム中では経験値を失う(だったはず)ですが経験=記憶と置き換えてみました
※3 廃坑3でマーガレッタに杖で殴られてスタンして死にましたOTL
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テーマ:ラグナロクオンライン - ジャンル:オンラインゲーム

  1. 2007年09月15日 07:28 |
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